2013年5月23日木曜日

ややっ、金融危機かー株価暴落

学会で福島市に来ている。明日、明後日と飯坂温泉で応用統計学会の年会があり、今回は旅程どおり出るつもりだー明後日は会津によって、その後いわき市の弟宅を訪ねるつもりだが。それにしても、郡山があんなに繁華なのに、県庁のある福島市はなぜこんなに静かなのか。

いずれにせよ、甥の進学祝いに贈呈するMacBook Proが重いので、今回はiPadを持ってきて、楽天のSuper WiFi経由で本ブログに投稿している。最初はBluetooth Keyboardで打ち込んでいたが、何の拍子か接続が切れてしまい、打ち直した次第。どうも、安定性に欠ける。閲覧はいいが、文章の編集は不安だ。いつ飛ぶかわからない。

なので旅にある間は最小限にしよう。

日経平均株価の暴落は書いておかないといけない。何しろ1000円安というのはITバブル崩壊以来だという。中国のPMIが予想を下回る数字であったのが東京での売りを誘い、プログラム売買が自動的に作動して、売りが売りを誘ったと説明されている。また、住宅ローンや国債流通利回りなどの長期金利がこのところ上昇していることに日銀が無頓着とも言える態度をとってきたことも市場の不安を煽ったと言われているようだ。長期金利は黒田日銀総裁も意を払うと本日発言しているし、もともと期待で上がってきた株価である。下がるべきところまで一度下がったと言うべきじゃあないか。

フィスコ辺りの読みによると、一挙に1万5千円を割り込んでしまったので、当面はスピード調整の局面に入るだろうということだ。とはいえ、日米は実態経済が上向きつつある。妙なトラブルが何もなければ、上昇トレンドにいずれ戻るという見方には賛成だ。先進国の協調緩和の中で、石油価格(WTI Spot)がバレル90ドル前後の水準で落ち着いているのが、何と言っても無視できず、今回の拡大ではこれまでのように<石油価格上昇=景気崩壊法則>が当てはまりそうもない。それと、言わずとしれた<TPP>の進展、これだけで株価を2000円は押し上げる効果ありと予想する。

ただしかし、欧州は優等生と言われてきたオランダ経済が不安視されるようになった。過重債務という点では韓国経済もそうだ。見落としてきた不安の種はある。ま、この話題は明日にでも。

それにしても、儲けるつもりで最近になって株に手を出した人は、冷や汗をかいているのではないか。高値で買うのは、何を買うのもそうだが、所詮禁物ということだ。投資信託も最近は売れ過ぎて困るほどだという。昨日買ったばかりの人はリスクなるものの洗礼をいきなり受けたことになる。

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