2014年10月26日日曜日

「これは現実か!?」の2、3例

信じられないことは多い。

香港行政長官が発言したという。
香港の梁振英行政長官は20日外国メディアとの会見で、行政長官の選挙制度改革をめぐり、抗議行動を続ける民主派学生らの要求に応じ、住民が立候補者を指名できるようになれば、貧困層や労働者が選挙を左右することになるとの認識を示し、要求に応じることはできないとの立場を繰り返した。
(出所)Wall Street Journal Japan, 2014-10-21

う〜〜む、確か香港は中国に返還され、中国を統治しているのは共産党ではなかったか……。香港の貧困層や労働者が長官を決めるのでは都合が悪いのか。世は変わったのか、もはや共産主義はこの世から消えたのか。

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これは現実かと思われる出来事の最右翼は、文字通りの夢の世界である。

今日の朝、えらく具体的な夢をみた。
小生は、とある商店街を歩いていた。カミさんや甥っ子が側にいたように思う。その甥っ子が国家試験を受けるというので『そりゃ合格祈願にカエルの黒焼きを食べないとなあ』、そう言うと甥っ子が『ええっ!そんなの食べられないよ』。『中でもヒキガエルの黒焼きが一番きくらしいぞ』、そう言いながら旨そうな匂いと煙を漂わせている店の軒先に歩いていくと、籠の中でヒキガエルが動いている。
いきなり場面が変わる。たそがれ時である。道を隔てた向こうに知り合いの奥さんが白い服を着て淋しそうに立っている。その奥さんは、つい数日前にご主人を亡くされたのである。奥さんの横には誰も暮らしていない廃屋がある。声をかけようとしたその時、奥さんが上げた右手の上がほんのりと明るくなった。あっと思いながら見ていると、奥さんは廃屋の方に歩き始めた。手の上には明るい火がうっすらと灯るように見える。奥さんは廃屋に入っていった。と、小生もいつの間にかその中にいて奥さんを見つめている。廃屋の天井には穴があき、屋内は蜘蛛の巣だらけだったが、奥さんが入ってくると、ずっとそこで人が暮らしている暖かさに満ちた部屋に変わった。台所の蛇口からはきれいな水が出るようになった。奥さんはその台所に立って何かを作り始めた。
起きてから「ああ、あの家は亡くなったご主人の生まれ変わりだったのか」と気がついた。

もちろん現実ではない。もし本当にあれば「これは現実か!?」どころの騒ぎではない。

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