2016年3月26日土曜日

今度こそ春なのか

今年の冬は本当に体にこたえた。「暖冬」というよりは「不順な冬」であったな。荒れる冬だった。なので、体調も壊しがちで、小生はやっと咳もおさまってきたのだが、今度は上の愚息が高熱を発してダウンした。

昨日は、本日の新入生向け説明会に使用する資料をメールボックスからとってきた。ところが、駐車場に車を停めて降りると、周囲の風景は「これは本当に冬の終わりなのか」と。目を疑うばかりだった。


3月17日には東京滞在中であり、訪れた増上寺境内は春爛漫そのもので、おりしもどこかの大学の卒業式があったらしく開き始めた桜の樹下には華やかに盛装した学生が輪になって談笑していた。


「天気」とは、自然科学的な気象データを指すのではなく、人間社会との関連性からみた天候全般のことである。

このビッグデータ時代に『平均気温が平年より高かったわけですから暖冬予報に間違いがあったわけではありません』などと気象予報士たちが言っているようでは、集中豪雨があっても合計降水量の数字を見ると少雨予報に間違いなしと総括するようなものだろう。



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