2016年3月8日火曜日

Google Nexus 6P: 第一印象

使ってきたスマホは"iPhone 4S"だ。カミさんは"4"を使っている。年齢的には小生の方が若いのだが、このところバッテリーがヘタって来たのか、朝方100%で何も使わなくとも夕方には30%に下がっている。メールチェックなどしようものなら、見ているうちに1%ずつバッテリー残量が減っていくのが見える。

なので、自宅に帰るとずっと充電ケーブルを接続している。うっかり忘れると、起きてから手に取ったとき「1%」の赤線になっていて、いつの間にか意識を失っている。その様子を人間に例えれば、人口呼吸等の生命維持装置をつけて、やっともっている。そんな感じがしていたのだ、な。カミさんのiPhoneの方が齢はとっているのにねえ・・・、これが寿命ってやつさ、などと話していたのだ。

昨日、"Google Nexus 6P"に機種更新してきた。ソフトバンクが独占販売している方で、Google Shop直販ではない。ではないが、ほぼ全体、Google仕様のスマホになっている。ソフトバンクも製品戦略を明らかに変えつつあるようだ。

連絡先、メール、カレンダー、タスク管理などなど、ほとんどの日常業務を(無料の)Google提供ツールでやっていたので、一度ログインするとあとは楽なもので、移行のための雑用はゼロである。

音楽もとっくにiTunesから卒業してAmazon Musicに移行した。音源はサーバーに置いたままだ。端末に依存するなど、やってられん、そういうわけだ。何年か前、日本のIT企業出身の同僚が『分散処理から集中処理に戻りつつあるんですよ』、そんなことを話していた。面倒なこと、大事なものは、クラウドでやってほしいし、クラウドに保管してほしい。端末は、どこまでも軽く、軽く・・・安全としても、感性としても、そうあってほしいものだ。

実は、"Nexus 6P"にするかSONYの"Experia Z5"にするか迷っていた。CPUは両方とも同じ"MSM8994 2GHz+1.5Ghz"のオクタコア、ストーレジは32Gb(6Pは64Gbもあったが32Gbにした)で同じ、RAMも3Gbで双方同じ。加えて、動くのはAndoroid。要するに、コンピューターというハードウェア製品として見れば、ディスプレイ、音質などを別として、同じ製品だ。その他の機能やデザインだけが違う。料理で言えば、食材は同じ、作る料理も同じ、ただ味付けが違うわけである。

Nexusにはソフトがあまり搭載されていない。物足りないと思う人が多いに違いない。しかし、手にしてから、小生がインストールしたのは、Evernote、OneNoteくらいだ。これ以上は余計だ。大体、タブレットを使うようになってから、このところスマホを使う頻度は下がっている。中はまだガラガラである。なので、速い。本当に速い。驚くほどである。これからもガラガラ状態のままにしておきたい。

中身でパンパンに膨らんだ財布は、見っともなくて、一番嫌いなのだ。

あまり使わないが、時々使うときには最大限にスピーディに動いてほしい。そんな使用形態であれば、徹底した<低付加価値路線>をとったGoogleに分がある。今はそう感じている。

もちろんこんな選択基準など、偏屈でいじけているし、普遍性も一般性も全然ない。とはいえ、買うなら良く作り込んだ製品が欲しいよね、と。そうは必ずしも言えないと思うのだ。

直ちに感じる問題個所もある。手に取ったとき、ボリューム調節ボタンを自然に押してしまうことが多い。自動的に音量調節ウィンドウが表示される。これは煩わしい。ボタンの位置には改良の余地がある。

手帳型のケースと保護シートを注文した。が、シートは多分貼らないと思う。タブレットにも貼っていない。保護シートを貼っても汚れることは汚れる。拭きたくなるのは変わらない。貼れば反応が悪くなる。貼らないでおいて、使用時に注意するのが本筋だと思われる。

0 件のコメント: