政府間協議が複数回行われる見通しでもあるようだし、議長国であるドイツに対して韓国が働きかけを強めている由。そんな情報に接しては、また外堀を埋めるのかと、日本サイドの対韓イメージが悪化しているとも伝えられている。
ヤレヤレ、という人は日本国内にも多いのじゃあないか。
今回ばかりは韓国の言い分が理に適っている。そう小生は考える。そもそも幕末の志士・吉田松陰が明治日本の産業革命と関係があると解釈するのは屁理屈であろう-吉田松陰云々を韓国サイドが口にしていないのはまだ救いがあるが。大体、長州と明治維新を絶対正義とする歴史観は現実の歴史の経過の中で一度倒壊している。そう感じるがなあ……。こんな感じ方はおかしいかなあ……。
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さる5月25日に開かれた千鳥ケ淵戦没者墓苑拝礼式で、共産党の小池晃副委員長が秋篠宮ご夫妻と同席した。皇室への“接近”をはかる革命政党の戦略を示すものだが、産経新聞は拝礼式での「歴史的瞬間」をカメラに収めた。そこで見えたのは、共産党の隠しきれない“本性”だった。
(中略)
このところ国政選挙で「躍進」を続けて意気上がる共産党だが、志位和夫委員長ら指導部がさらなる党勢拡大に向け「共産党イコール天皇制打倒」のイメージを抱く多数の国民の“共産党アレルギー”をやわらげることが不可欠だと判断していることは言うまでもない。
(中略)
やがて秋篠宮ご夫妻をお迎えし、式典が始まる。ご夫妻と数メートル離れた位置に立った小池氏。冒頭の国歌斉唱の際には起立していたものの、口はしっかり閉ざしたままだった。周囲がみな「君が代」を斉唱するなか、ただ一人「われ関せず」の模様はやはり異様だった。(出所)産経ニュース、2015年6月16日
共産党は共産主義を目指す政党である。純粋の共産主義でないとしても、少なくとも資本主義の「次の発展段階」であるはずの社会主義を目指さなくては共産党と名乗るのはおかしいし、奇妙であるし、間違っている。
いずれにしても共産党は、社会を主導する前衛たるべく運命づけられているのであって、共産党が政権を得るならば、憲法を改正して共産党の党首が国家元首になるのが基本的ロジックである。
今回ばかりは、産経新聞の目線が正しい。小生はそう感じるのだ、な。
企業経営もそうだが、創業理念を捨てるときは、会社の存在意義もまた消え去る時である。
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