宅から歩いていける停留所から高速バスに乗った。晴れていて、海がよく見えた。反対側は山の翠が匂い立つようだ。いつの間にこんなに・・・去年もそうだったっけ。
長く生きている人の心の奥には涙の池がいくつもできているものだ。池はつながったりまた新しく出来たりする、かと思えば時に川になって目から溢れ出すこともある。あふれる涙がとおってくる路は時間でできている。若葉に囲まれた壊れかけの廃屋にいまアカシアの花がこぼれるように咲いている。そこを過ぎ去った時間を観る人の心の奥には過ぎた時間だけ涙が流れ入るのだ ・・・う〜ん、さてと。どう続けるかねえ。
『海街』はまあよかった。癒し系であるな。感動巨編というわけではないが、あってもよい。というか、つながりで「ン?」と思うところがある。もう一度みると分かると思う。もう一度みてもいいかと思う。賞はまあもらえないと思うが、いいには違いない。
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