思えば、その頃から1~2年がアベノミクスの黄金時代ではあった。
が、本質的な支持基盤の特徴はそうそう変わるものではない。現政権の本質的欠陥が次第に露になる時が増えてきたようにも思われる今日この頃である:
沖縄県の米軍北部訓練場周辺に派遣されていた大阪府警の機動隊員が反対派に「土人」と発言した問題に関し、鶴保沖縄相が「差別であると断定できない」と述べたことについて、同県の翁長雄志おながたけし知事は11日の定例記者会見で、「大変遺憾で残念だ」と批判した。(出所)YOMIURI ONLINE, 2016-11-11
翁長氏は「なぜ沖縄相という役割があるのかも含めて、議論する機会があるなら、しっかりと伝えたい」と述べた。
また、公明党の井上幹事長は11日の記者会見で、鶴保氏の発言について、「沖縄の皆さんが差別と受け止めることを重く見る必要がある」と苦言を呈した。
『差別であると断定できる』ような妄言が政府関係者の口から発言されていたなら、内閣支持率はその日のうちに5%落ちていただろう。更迭が後手に回れば10%落ちるのではないだろうか。
謝罪することに問題はないのではないだろうか。
これでは本来の政治的目的である憲法審議にとっても逆風が強まるだろう。
取り巻きのチョンボだろう。
人材がいない、のみならず黙って担がれているのではなく、日常思っている不適切な思想をそのまま表現してしまう、そんな政治家が思ったよりも多くいる政権。
ワンマン政権といってもよいし、ツートップ政権であるのかもしれない。が、弱体化は予想されているより案外早く来るのではないか。そんな予想もしているところだ。米政権の交代とは関わりなく。
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