小生は、性格もあるのだろうか、社会民主主義は「マユツバ・ミンナ主義」だと高校生の頃からホンネでは思ってきた—若い頃は「福祉国家」が一世を風靡していたが。
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ただ、退職したら白老町に隠居所をつくろうと思っていて、それで愛読しているホームページがあるのだが、自然を紹介するのと併せて集団的自衛権がいかに危険な道であるかを最近は連載している。確かに、地元の自衛隊員や身近の知人が危険な最前線に赴くと思えば、そういう危険が増すような政治は一切拒否するべきだ、と。これまた大いに共感できるのだ。
ただ、自由に移民をしてもいいし、自由に仕事を始めてもいい社会をつくろうとするなら、『共同社会ありき』ではいかん。仲間が手をつないでしまっては、社会が固定し、排除の原理が働く。どこに行っても肩身の狭い新参者になる。仲間ではなく、国を守るための労苦と犠牲を引き受ける人が必要なのだ。そういうことじゃあないかと納得している。
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何歳を過ぎてからだったか、毎朝、浄土系の読経をしている。阿弥陀三尊を掲げている。中央に阿弥陀如来、自分から観て右側に観世音菩薩、左側に勢至菩薩であったはずだ。東京の法隆寺宝物館には観世音菩薩や阿弥陀如来が多数ある。日本の阿弥陀信仰は実に古い。観音信仰も古い。
観音菩薩立像、飛鳥時代、7世紀
(出所)東京国立博物館・法隆寺宝物館
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