2015年7月1日水曜日

メモ: 現代の不良「旗本奴」、幹事長辞任で未来が開けるのではないか

IFOから届いたメールマガジンによれば、ドイツ経済も弱含みの景況にある。とはいうものの、いまは経済よりは政治が面白い。

ギリシアもどうなるかという瀬戸際だが、安定しているかにみえた安倍内閣も(予想どおり)周辺のチョンボからトップが苦境に陥る気配がしてきた。

こんな報道がある。 
自民党執行部の一人は2度目の大西氏の発言を聞き、「もう、笑うしかない」と肩を落としたが、党執行部が一議員を指導できない現状に、連立を組む公明党は危機感を強める。
 同党の大口善徳・国会対策委員長は30日、自民党の佐藤勉国会対策委員長に対し、「党のガバナンス(統治)にも関わることで、看過できない」と批判。谷垣氏に伝えるよう求めた。大口氏は記者団に「民主主義の根幹である報道の自由や表現の自由を否定するような発言は言語道断だ」と強調した。
「文化芸術懇話会」の参加議員は、宏池会の系譜をひく谷垣幹事長にではなく、右翼・安倍総理に忠誠心をもっていることは分かりきっている。

江戸時代初期に横行した不良「旗本奴」と同じである。

幡随院長兵衛のような人物がいないのなら、幹事長辞任をもって局面を変えるのが、この際日本国のためだろう。一気に政局へと進むかもしれないが、幹事長個人の政治理念にも沿っていると想像する。

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