絵画を描く仕事はもうAIにも出来る。絵画どころか動画創作(?)すら可能になりつつある。
AIのそんな進歩に期待して、昨日も投稿したように、漢詩を漢字の文字列として与えて、それを書道の作品として画像ファイルを作ってもらおうとしたところ、意外やまったくできないのであった。
それどころか漢字を間違えて書いていたりするし、横書きを縦書きに直すように指示すると、文字の前後がまったくメチャクチャになったりする。
どうやら個々の漢字コードに対応付けて画像認識されたイメージセットがあらかじめAI側でデータ化されているわけではないらしい。
ChatGPTやCopilotでダメでも中国発のDeepseekでは出来るのじゃないかと期待したが、そんな機能はないそうだ。自分は人工知能であって漢字をアートとして処理するのは苦手であるというか、そんな言い訳をしているのが、マア可愛らしいといえば、かわいい。
ChatGPTに聞くと、Deepseekは漢字を書道作品に画像化する機能は備えていないと回答するから、商売敵の長所・短所はよくわきまえているようだ。
ただ思うのだが、確かに与えられた漢字を書道作品として書くのは、AIには難しいかもしれない。
逆なら出来るはずだ。つまり、書道作品を画像として読んだうえで、それがどの漢字に該当するのかを判別する。それなら現在でも出来る分類(Classification)だから出来る(はずだ)。では、漢字が行書体、更には草書体で書かれているときはどうか?実は、そんなとき、漢字は最も芸術に近くなる。もっと極端な場合として、数行の文章が連綿体で書かれているとき、AIは個別の文字に正しく切り分けて、更に画像認識をして文字を同定させていけるだろうか?・・・例えば
URL:https://shogopin.wordpress.com/2013/03/21/%E9%80%A3%E7%B6%BF%E4%BD%93/
平仮名混じりの和文だが、これでも文字の識別は容易な方である。しかし、人間が自由に崩した文字を人間が読みこなすのも実は大変なのだ。AIに出来るか?
そもそも与えられた書道作品を画像として解析・認識できないのに、漢字を書道作品として書けと指示したところで、認識もできない画像を生成できる理屈がない。
・・・という理屈になるので、AIによる書道は(当面の所と期待したいが)諦めた次第。
今のところ現実的な解は
- 毛筆フォントの最大サイズを使う。ただ、一つの漢字には一つの形しか対応しないので、フォントの制限が創造の制限になる。これでは書道とは言えない。
- まず筆で書いてからスキャナーで画像化する。原始的なようだが、今のところ採用されている方法らしい。
漢字はそれぞれが音と意味が構造化されて出来た記号である。AIは勝手に異字体を発明して小生を吃驚させるが、どの文字のつもりかが伝わればやってはいけないわけではない。しかし、そんな異字体を読まされるAIは当惑するであろう。漢字にはそんな自由がある。読み方は国ごとに勝手に読んでいい。文字形から意味が定まるので書体だけではなく音も任意なのである。
文字から意味を取り去ったアルファベットも使い勝手がいいが、音を伝えるだけなので、スペルは国ごとに変化する。
一長一短がある。
中国が(日本も?)漢字を捨てることはホボゝないことだ。
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