2015年4月3日金曜日

キャッチコピーの一見盗用確率は高いかも


YouTubeでチャンネル登録をすると新規投稿の案内が届くようになる。

今日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)から、というよりYouTubeからメールが届いた。案内されていたのは海外広報目的の機構紹介である。これをみて、偶々気が付いたのだが、JAXAの広報用キャッチコピーは

Into the Sky, into the Space, into the Future

なのか、と。そう感じられたのだな。

実は小生が勤務しているビジネススクールの案内パンフレットには毎年

Career To The Future!

というフレーズを印刷している。開設以来ずっとそうしている。

似ているねえ・・・。もちろん偶然である。

とはいうものの、未来志向でなければ気力はやはり湧いてはこないものだ。

Memory Of The Past!

過去を直視して、過去を記憶し、過去を清算する姿勢は、常に大切なことである。しかし、過去を直視せよというキャッチコピーは、いま生きている人間の立場に立てば、やはり賞味期限がある。風化はいけないが、風化をゼロにすることは歴史的事実一般について不可能である-もし可能なら、原始時代から続いてきたあらゆる悲惨をすべて昨日の事件であるかのように記憶しているはずだ。

それは現実と矛盾している。

要約しきってしまえば、歴史とは偶々残った資料を並べて浮かび上がってきた化石のような「事実」、いや「事実の化石」である。そう思いませんか。

そう考える方が人間自然の理に適っている。

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