結論として、TPP決裂で幕を閉じ、今後は数年間のオーダーで漂流を続けるなどという選択は、国連ではあるまいし、アメリカ、その他のアングロサクソン諸国が主導する国際交渉において、とれるはずもない結果である。
ま、言ってしまえば「出来レース」であったのだな、当然のこと。
ただ、義務としてまとめにゃならんとなれば、最後は「玉虫色の決着」にはならざるを得ないわけであり、こんなツイートが届いている。Wall Street Journalからである。
日本的村社会の十八番であるのだが、共同利益を求める同調ゲーム的集団においては、「同調への圧力」が働く以上、とにかくまとめるための技術、つまりは「玉虫色の決着」が大事な調整スキルとなるのだ。
論理的な必要から生まれる決着のさせ方であるのだから、それは普遍的であり、正に戦術なのであり、どこにでも応用できる技術である。そういうことである。
ただ言語の特性として、日本語は曖昧模糊として、どうにでも解釈できる文章表現が自然に書けるのだが、英語にそんなモヤモヤした文章が書けるだろうか・・・・・・。まあ、書けるか、・・・少なくとも多民族を包括していたイギリス人ならその辺はうまいそうだ。いないけどね、イギリス人は。
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