2015年10月19日月曜日

業務用メガネを新調

「予測の技術」は実習中心にしないと意味がない。定常性や自己相関、偏自己相関についてレクチャーすることも大事だが、実際のデータを図に描いて、たとえばホルトウィンタース法やボックス・ジェンキンズ法で予測計算をやってみないと使えるようにはならない。統計的予測は必要なときに使うための技術だから、理論自体に大した意味はないのである。それで授業ではPC持参にしている。

毎回事後課題を出しているので、Rの"forecast"を使っている。となると、コマンド操作になる。

いやはや、最近みんなが使っているノートPCの小さいこと、小さいこと。大体、使っている自分自身で画面が見えているのかなあ……?Rではコンマとピリオドの使い分けが決定的だ。間違えるとエラーになる。エラーメッセージを読むことも大事だ。学生から手が挙がると見に行く。字が小さすぎて読めんのだね。手を挙げた人からして、『コンマか、ピリオドか、分かんないんだよね』と言ったりするから、かなわない。

昨日は北大の近くにあるグラスタイム・シバタで「業務用メガネ」を作ってきた。


単式の跳ね上げ式になっている。あげれば裸眼、下げれば中近レンズになる。

これまでは、メガネを鼻にずらし落として手元の資料をみて、メガネをあげては3メートル先の学生の顔を認識していた。質問で手を挙げた学生のPC画面は裸眼でも、レンズでも読み取れない。老眼鏡がないとダメ、だからメガネを換えないといかん。さすがに煩わしく実行可能ではない。

いま探しているのは、ほどほどのサイズで携帯しやすく、十分な倍率があるルーペである。商品ラベルや本に掲載されている図中の文字を読む時、いちいち直径10センチもある大型ルーペを取り出すのは不便だ。そうかと言って、1センチほどの昆虫観察用ルーペでは話しにならない。どこかにないものかなあ……。

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