昨年末にマイクロソフトの最新タブレット(?)である"Surface Pro 4"の使用感を投稿したことがある。その時のタイトルは、ズバリ、「使えぬ・・・Surface Pro 4」だった。
現時点にあって、上のレポートは修正しておかないといけない。というのは、マイクロソフトが電源管理周辺の更新プログラムを提供してくれたからだ。
以下のように「報道」もされている。
「Surface Book」と「Surface Pro 4」の一部のユーザーは電力管理機能の不具合に悩まされてきたが、Microsoftがそれを修正するフィックスをリリースした。(出所)CNET Japan, 2016-02-18
これらの端末の一部ユーザーは、端末が正常にスリープモードに移行したことが一度もないと報告していた。その結果、マシンは熱をもったまま、バッテリを浪費してしまっていた。
ブログ投稿によると、Microsoftが米国時間2月17日に公開したフィックスには、「Surface BookとSurface Pro 4向けのMicrosoftとIntelのドライバおよびファームウェアアップデートのセットが含まれており、これを適用することで、ユーザーはSurfaceが本来提供すべき電源管理オプションを最大限に利用し、Surfaceの生産性をさらに高め続けることができる」という。
先にレポートしたような使い難さ、というか「障害」は見事に解決されている。
となれば、Surface Pro 4の強みだけが残ったことになる。
- Windows 10 が動作するタブレットである。
- タブレットとしてもノートPCとしても使える。
- スリープモードから直ちに復帰する。
- ディスク容量は大きくはないがクラウドサービスを使えば全く問題はない。
- デジタル・スタイラスを使った手書きの使用感は、追随性能、筆触感などトップレベルである。
- 瞬時に立ち上がるOne NoteはMetaMoji Noteなどの競合ソフトと比べて決して悪くはない。
Windows7(64 bit)では何故か正常に動作しなかったMaximaも問題なく走り、データ解析ではRStudioを不具合なく使っている。Pycharmも走る。PowerShellもある。Windowsでできることは何でもできるタブレットというポジションは確かに強力である。
名誉回復という意味で再レポートしておきたい。
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