葉梨法相が自民党内のパーティーで「許せない失言」をしたというので大炎上している。
小生個人としては、自民党内の集まりで乱暴な言葉使いをしたからと言って、それを野党議員が問題視するのは、政治家たち自身にとっても自分たちの首を絞めるような行為であろうと、反対に野党議員たちの今後の身の上を心配するという気持ちに近いのだが、マア、言葉だけを聞けば、なるほど法務大臣には向かない人だネエ、と。そんな三流政治家であるのは分かる気がする。
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それより懸念される点もある。前に、捜査中の《東京五輪汚職事件》に関連して、こんな投稿をしたことがある。
多分、元皇族である竹田さんだけは絶対に守る、と。高橋氏の首でフランスには納得してもらおうか。
森・元首相にとっての<Dデー>があるのかどうか、巷では色々な噂が飛び交った時期があったが、最近はめっきり聞かなくなった。やはり、安倍派議員を真っ向から敵に回すような政治家逮捕劇は法務・検察当局にも実行困難だと推測される。
それに比較して、竹田・JOC前委員長は旧皇族とはいえ、現在は皇族ではない。民間人である。大した権力は持っていない。マア、<丸腰>である。こちらを逮捕するか、という前兆のようにも感じられる。
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ライオンを狙うつもりが余りにも強い。ここは綺麗な大物であるキリンを標的にするか、目的を変更したのか、と ・・・。ただ、皇位継承の危機を脱する切り札として、いま旧・宮家の皇籍復帰が議論されている(最中だと聞く)。それが本決まりになる前に・・・ということかもしれない。色々と思いめぐらすわけである。
となると、心配されるのは法務大臣の《指揮権発動》である。 現法相の舌禍事件を突然のタイミングで社会問題化することで、法務大臣の手足を縛ったか、政治からの干渉に先手を打ったか・・・と。そんな一抹の疑念を感じるのだ、な。
マア、天下の法務・検察官僚がそんな姑息な陰謀をめぐらすはずはあるまい。余りに露骨でミエミエで低級な策略だ。典型的な策略を実行するのは逆に困難なのである。なので、逆説的な理由から、こんな筋書きはないな、と思うわけである。
が、翻って考えると、こんな風に陰謀の可能性を憶測されるところが、アメリカのFBIとは異なって、どうも明朗でも剛直でもない、そんな組織的な弱みが日本の法務・検察当局にはある、ということかもしれない。
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