元電通の高橋治之氏が逮捕された。容疑は東京五輪開催に係る収賄である。
以前から2020年東京五輪招致には巨額のカネが動いており、特にフランス検察は(どういうわけだか)五輪汚職に強い関心をもって捜査を続けていたようだ。東京招致に成功した時のJOC会長・竹田恆和氏は既に引責辞任しているし、その時の東京都知事であった猪瀬氏も別の理由であるが辞任した。そして今回の高橋氏と、東京五輪招致に貢献した立役者達は枕を並べて失脚してしまったわけだ ― 森・元首相も舌禍事件で逼塞状態である。
決定当時のお・も・て・な・し。それがコロナ禍で2020年はオ・コ・ト・ワ・リ、1年後の無観客開催でイ・レ・マ・セ・ン。遂にここに来て、ス・イ・マ・セ・ンになったという次第。
フランス検察の協力依頼に対して恭順の姿勢を日本はとりはじめた様子である。
高橋氏はIOC部内にも顔がきくヤリ手のフィクサーであったという。同氏の前には、西武グループを率いた堤義明氏がスポーツビジネスの顔であった。堤氏はとっくに失脚し、高橋氏も今回失脚。もう活躍は出来ないだろう。何だか時代劇の舞台の
そちの働きには感謝しておる。しかし、そちに敵意を抱いている者も数多くいるようじゃ。放っておくと殿にも火の粉が飛びかねんでのう。すまんが、そちとの縁もこれまでと心得よ。
こんな感じで切られてしまったのかなあ、と。又々《使い捨て》の憂き目にあったのかなあ、と。そんな印象だ。
多分、元皇族である竹田さんだけは絶対に守る、と。高橋氏の首でフランスには納得してもらおうか。
先般、貴国よりお申し越しの捜査案件。日本も主犯と思われる人物を既に逮捕致した。今後、事件の真相は明らかにされるであろう。これで身は綺麗にした。札幌冬季五輪招致に問題はもう御座らぬな・・・
こんな思惑なのだろうかネエ?
遠く北海道の港町から事の進展を観ていても、そう思っちまいますぜ。
日本のマスコミは、全体シナリオを渡されているのか、お国の上層部が仏国と話しているとおりの筋書きで「寄席」を、いやいや「ワイドショー」を開いているように見える。客が増えれば、いや視聴率が上がれば、それでよろしかろう。「経営、苦しいによっての、誠に目出度い限りじゃ」。こんな塩梅でござろうか。
安倍さんもいなくなって、こんな展開になったか、と。そんな疑問もありまする。
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