土曜の夕刻にそれまで使用していたスマホ"Aquos R2"の外側カバーが外れていたので、よく見ると本体裏蓋が隙間が出来るほどに浮かび上がっている。これはバッテリーが膨張したからだと思い電源を切っておいた。改めて日曜朝に電源を入れようとすると起動しない。何も準備できないまま頓死である。
これには参った。
気を取り直して、夕方6時から"SONY Experia 10V"へ機種変更する作業を始める。
この時になって旧機"Aquos R2"の電源を押すと再び立ち上がったので驚いた。こんなこともあるのかというわけだ。おかげでデータ移行がずいぶん楽になった。
データ移行が終わったから、個別のアプリが従前と同じように動作するかどうかは試してみないと分からない。
大体は、問題なく終わったが、Amazon関連アプリがパスワードだけでは通らないことに気がついた。二段階認証になっているのだ。携帯番号を登録しているのだが、何と小生のスマホにはSMSで認証コードが届かない。
改めてPCからAmazonに入り、Amazonのアカウントサービスでログイン、セキュリティ上の変更をしようとしたところ、やはり携帯のSMSが着信しない。もう一つ登録しているYahooメールには届いたのだが、それが非常に遅い。これでは使い物にならない。
そこで、認証アプリを使ってワンタイム・パスワードを生成する方式に変えることにした。
<Google 認証>で検索すればよいと記されていたので、そうすると果たして「認証アプリ」というのがある。
これが思わぬ落とし穴であった。
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結果から言うと、既にネットでは要警戒の書き込みがあるが、"streamyas"にクレジットカード情報を登録してしまった。
これが警戒するべき画面であった:
その時は、なぜか認証アプリを入手する意図で続行をクリックしたのだ、な。実に《意図》という奴は、時に始末におえない。
で、最後に行きついたのが"https://automathrill.com/index.php"というサイトだ。認証アプリを入手するつもりが、これはおかしいと流石に気がついた次第。
そもそもGoogleの認証ソフトを入手したかったのであるから、素直に"Authenticator"を選べば良かったのである。
それが怪しいサイトに連れていかれ、5日間の無料期間が経過すれば毎月7400円余の課金がチャージされるという状況になったのは、嘆かわしい限り。
こんな展開に何故なってしまったかを思い返すと、まずスマホが頓死した。データ移行に時間を費やした。アプリを一つずつ元の通りに動作するように調整していく。ところがAmazon関係のアプリがパスワードで通らない。二段階認証でSMSがスマホに届かない。イライラする。それで認証システムの利用に変えるか、と。アプリ検索してトップに出てきたものを軽率にダウンロードして実行した。実はそれが爆弾であったのだ。
一口に言うと、強引だった。
失敗は、よくよく経過を一つ一つ整理すると、失敗への道筋が分かってくる。
誰でも決してバカではない。明らかに愚かなことはしないものだ。が、結果として愚かな失敗をやってしまう。今回は自分でそれを演じた次第。
勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。
某監督が言ったとおりだ。
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直ちに「これは違う」と気がついたので、先ずは無料会員期間が終了する以前にキャンセルの意志を伝えることにした。キャンセルの意志を視える化しておくことが大事だ。後日の証拠にもなろう。
それで毎日、Request of Cancellationのメールを相手のCustomer Serviceに反復して出し続けている。が、返信はない ― おそらく、このまま返信はないだろう、そもそも詐欺的行為をしているわけだから。なので、登録したクレジットカードを無効化することになるだろう。それでもしつこく請求してくるようなら、これはもはや犯罪である。警察に被害届を出してからカード会社と相談するしかない。
まずは覚え書きということで。
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