この事故は尾を引いていて、まだ連日TVのワイドショーでもとりあげているのだが、「元通産省工業技術院長」という肩書付きで紹介されているのだ、な。
当該男性が退職したのは60歳前であったろうか。祖父の世代であれば定年が55歳であったが…。小生よりは相当の年上である。いずれにせよ事故を起こした男性が通産省を退職したのは、年齢からして30年程度も前の事であるには違いない。相当の昔である。
地位も知識もある人であるはずなんですけどネエ……
いま観ているワイドショーではそんな物言いをしている。
30年前まで所属した組織・地位が30年たってもいまだに後光を放っているのか!?中央官庁の高級官僚の地位に「上り詰める」ことは、ほぼ終身の名誉をその人に与えるのであろうか?
小生: 韓流時代劇の「両班」と同じだネエ。それとも、官僚として栄達すれば「官位」に就くって、そんな感じがもたれているのかね?「そちを従五位の上に叙し、左兵衛佐に任ずる」、「ははあ、有難き幸せに存じ奉りまする、まこと家門の誉れ、この御恩は終生忘れませぬ」、「ウムウム、励めよ、役宅にはとく引き移るがよい」なんてねえ…
カミさん: ホントは、狭くて古い公務員宿舎に入ってサ、毎日ずっと「母子家庭」で暮らすんだけどネ
小生: そうそう、風呂場の浴槽は錆びて穴があきそうだし、な(笑) そんなボロ風呂に、帰ってから夜中に入ってサ、疲れてウトウト寝ちゃったときは、さすがに情けなかったよ。
カミさん: あれって直してもらったんだよね(笑)
小生: 浴槽の穴を直してもらうなんて、「両班」であるわけないよねえ
カミさん: ソウ、ソウ(^o^
カミさんと語りながら、正直、そんな驚きの気持ちを抱いたことを記しておきたい。
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