2022年12月31日土曜日

感想: 最悪の一年の大晦日を迎えて

今年は本当に「最悪の一年」だった。「コロナ禍、いまだ終わらず」に加えて、ロシアがしないでもすんだはずの戦争を友邦であるはずのウクライナを相手に始めたかと思えば、アメリカ(といわゆる西側陣営)もしないですんだはずの経済制裁に踏み切って、世界はインフレになった。金利は急上昇し、年明け後は景気後退が本格化、生活水準は低下するだろう。阿呆な我慢比べをして、多くの人命を犠牲にし続けている。これに中国のコロナ規制撤廃による感染大爆発が新たに加われば世界は大混乱である。

What silly guys! You stupid!!

為政者になるべきではない三流の人物が為政者として権限をふるっている。

これを「悲劇」と言わずして何と呼ぶか。いやあまりにテンポの速い悲劇は喜劇に変ずるというから、後の歴史家は<戦争喜劇>とでも呼ぶかもしれない。そんな状況でもなお、西側陣営はロシアを「戦争犯罪国」などと呼んでいる。おのれは無罪と言いたいのだろうが、今から「アリバイ」を気にしてどういうつもりかと呆れ果てる。

"Black! Black!! The Blackest Year!!! Get out, you, get out!!!!". まあ大部分の人にとってはこんな感想ではないだろうか ― 話題に困らなかったマスコミ業界はホクホクだったかもしれないが・・・、イヤイヤ、これは嫌味が過ぎた。申し訳ござらぬ。

先日の投稿にも書いたが、

株価は今年の春以降ずいぶん下がった。今年は寅年で「千里をかける」はずだったのだが、どうやら下り坂を疾風のように駆け下ったのが「虎は千里を走る」の意味であったようだ。

大体、《戦争とインフレ》は、古来、典型的な経済問題のワンペアである。これに財政破綻が加わると《悪魔のトライアングル 》になる。案外、日本辺りはまったく意識せずして、こんな状況に近づきつつあるのかも・・・イヤイヤ、日本は憲法9条で戦争行為は禁止しているので、そうなる理屈はない(はずだ)。


とはいえ、ともかくも

真っ白に 降りつもりたる 雪をかく

     ひとの声して としは過ぎゆく

尺雪や むかし思うて 朝寝坊

神棚と 仏ゆかしき 小つごもり 

この街に住んでもう永い年月が過ぎた。北海道に移住してきた時から歳も大分とった。来た当座は、昼まで家族連れで近くのスキー場で一滑りしてから、昼食を自宅でとり、午後の講義に合わせて登校し、授業後はまたPCを叩いて研究に没頭した。まるで<馬車馬>のようであった。いまは「やれ」と言われてもお断りだ。


下らないおのれの主義や主張を強弁する三流政治家を早く"Kick Out"して、和平と経済再生を成し遂げられる人物に登壇してほしいものだ。中国の習さん、世界中の期待を集めていたが、どうやら馬脚が見えちまったようだネエ・・・そして、誰もいなくなったか。情けない大晦日にござります。


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