2024年11月6日水曜日

ホンノ一言: 米大統領選の開票が始まったそうで

世界が注目している米大統領選挙の開票が始まったそうだ。

今回は史上稀にみる(あるいは最高の?)大接戦で、決着がつくまでに数日かかるだろうと言われている。余りの僅差で再集計が求められ、それでも両陣営が納得せず、決まるのは年明けではないかとか、内戦に陥るのではないかとか、マア、日本のメディアも様々に語っては興じている(?)様子である。マスコミには格好のネタであるには違いない。

ただ足元ではトランプ勝利の確率の方が高いのではないか、主要紙のワシントン・ポストやロサンゼルス・タイムズがハリス候補支持を社説で公表するのを控えたのは、内々でトランプ勝利の可能性が高いと観ているためではないか等々、ハリス候補当選の見通しは不透明である模様だ。


今回の大統領選挙は前にも投稿したことがある。日本人である小生が言っては悪いが

無法なヒト vs 無能なヒト

この二人の戦いだネエ、と。

トランプ氏は、経験があり仕事は果たすだろうが、粗暴で予測困難、世界がどうなるか分からない。一方、ハリス氏は、初の女性大統領へと期待が集まり、かつ現副大統領で従来路線が維持されるという安心感もある。が、その反面、実績なく、能力なく(らしい)、加えて(最近伝わって来た噂によれば)性格も実は悪いらしい。

どうやらアメリカ人も選択に迷っているのだろう。事前の支持率は横一線である。


《お試し2年間》があればイイと思うし、日本人なら人間性によらず4年の任期をハナから保証するなど、マア、やらないヨナアと感じる。任期は、マア、3年にして、再選は2回までにして最長9年とするか。日本で大統領制が導入されるにしても、せいぜいこの位ではないかナアと思ったりする。最初の任期が3年というのも長すぎるかもしれない。

初任2年+再任3年×2回=計8年

これを上限とするか、4選まで認めて最長11年までとするか、日本人なら用心深くこうするのではないかなあと思ったりもする。

フランクリン・ルーズベルトは、第二次世界大戦もあって4選12年余という長期間、大統領をつとめたが、最後の1年間は老齢と疲弊から職務に耐えられない状態であったそうだ。それもあってか現在は大統領3選は認められていない。

アメリカは憲法改正に慎重であると言われている(そうだ)。が、それでもこれまで27回の改憲を行っている。日本とはお国柄が違う。米大統領選挙は、一風変わった選挙制度でもあるし、(たまたま人を得ず)「危なっかしい候補」が当選して4年の任期を全うする事態も、国益にとっては大きなリスクになろう。

今回の選挙が(本当に)大きな混乱を招くようなら、選挙制度改正に向けて本格的な議論が始まるかもしれない。

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