2020年3月31日火曜日

冬眠から醒めた「魔女」は昔の「魔力」を使えるか

小池百合子・現都知事が冬眠から醒めたかのような活動期に入っている。

こんな記事がネットにはある:

封じ込めに効果があり、都民の支持があれば経済活動が止まってもいい。命と医療体制の維持が優先である――。小池氏の判断は冷酷だが、冷静でもある。
URL: https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59975


若者の「カラオケボックス」、「ライブハウス」、中高年は「バー」、「クラブ」。これらの場所は行くのを自粛してほしい、と。正にピンポイントで<密閉・密集・密接>が重なりクラスター発生確率が高まる場所を特定したわけだ。

先日の投稿にメモした「今後の予測」では:
但し、クラスター形成の確率が非常に高くなる活動、つまり下図の3条件を満たす活動は時限的に、例えば1年間程度は禁止もしくは自粛要請されたり、あるいは入場時の体温チェックが義務付けられるのではないか ― 具体的にどの分野、施設で何が求められるかは、ちょうど「軽減税率」対象品目を指定するのと似ていて、恣意性が混じるのは仕方がないが。もしその間に喪失所得が発生するなら、幾ばくかの所得補償が失業保険と併用しながら別に立案されるだろう。
こんな方向も個人的予測の一つに含めているので、都知事の自粛要請も内容自体としては大して独自性のあるものではない。 むしろ当たり前のことである。

しかしながら、政府の主だった誰も臆病な遠慮からだろうか、口には出来なかったことを敢えて発言したのであるから、一定の勇気(あるいは蛮勇?)はある。首相、厚労相のグダグダぶり、オタオタぶりが際立ってしまった、という効果はあった。

見事なり、小池女史!

久しぶりにヤンやヤンやとなっているのだろうか。

ただ、最初の引用でも書かれているが、
命と医療体制の維持が優先である
この見方はどうだろうネエ・・・ドイツでは対応に絶望したヘッセン州の財務相が自殺したらしい。

せめて「店の側に生じる喪失所得は国と交渉して保障してもらうつもりだ。私を信じて、営業を自粛してほしい。店の利用者は行くのを控えてほしい」と。この位は言わないとナア。責任からは巧みに身を避けている。これもどこゾでみたデジャブ感がある。

感染者の命は守りたいが、そんな店を経営している人、従業員で働いている人、彼らの命が亡くなってもそれはいいのです、と。

ずっと以前、希望の党を立ち上げた時にも小生は投稿で書いたことがある:
それにしても、「政治が趣味」という人もいるんだねえと小生はツクヅクと感じる。頼まれてもあんな修羅場には出向いていかないが・・・、人は色々、人生いろいろである。
本当に、「人は色々」である。つくづくそう思うナア。
△△は死ぬまで治らない
口先に丸め込まれる人は、やはり、いつでも、どこにもでもいるようだ。

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