まとめにもならないが、まるで「戦況中継」だと感じつつ一応メモしておこう。
昨日稿では
複数の大都市で爆破事故を頻発させているのは、(あとになって該当する地にある軍事施設が攻撃されたとの報道があったが、やはり)後方攪乱であるし、心理戦術である。焦点が定まらず限られた軍事資源が集中できない。専守防衛は資源消費的なのである。そもそも現在でもゼレンスキー烏・大統領は支持率が低いそうだ。軍事、諜報にも素人だ。ウクライナ国内で信頼を失うのは時間の問題であると小生は予想している。
ゼ大統領は旧・西側から「国外退避」を勧められたが、それを断って首都キエフに留まると断言した由。平時の「才能なし」が戦時の「才能アリ」に脱皮する例は古今に多い。予想は予想として、実際にどうなっていくか分からない。
それと
北部国境の向こうで待機している露軍は、降伏か、和平交渉が始まった後にウクライナの要請を受けてキエフに進駐するか、あるいは進駐せずに国境地帯に留まる計画なのではないか。
NATO側が軍事的対応はしないと明言しているので、神経戦に持ち込んでウ側の内部崩壊をまつ戦術かと思ったが、そうでもないのかしら・・・日本で最近盛り上がっている「(先制的)敵基地攻撃」をやっているようだ。
いまウ国内で義勇軍(?)への志願者が非常に増えていると報道されている。人口が4千万人を超えるウクライナで反露感情が高まっているとすれば、ロシアによる今後のウクライナ運営、いやモトイ、ウクライナ経営がうまく行くのかどうか・・・。
自国に対する「怨念」をつくり出すのはマズイのでは。ロシア側にとっても結構なリスクがある。
「戦争」としては「3日間戦争」、「7日戦争」に分類されるのだろうが、今後、長期間にわたってウクライナ傀儡政権、更にはロシア政府に対する爆弾テロ、自爆テロが頻発していく情勢になれば、かつてイギリス政府の悩みの種であったIRA(=アイルランド共和国軍)を思い起こさせるものになるだろう。
武田信玄ではないが
人は城 人は石垣 人は堀
情けは味方 仇は敵なり
《自他共栄》をはかるのが統治の根本であり、外交でも同じだろうと思うが、どうだろう。ロシアという国家と良好な関係を維持することで自国が繁栄すると。そう思わせていないところが、ロシア外交の問題点である。その問題は現在の中国にも言えることだ ― 事実としては、対中貿易で各国とも非常な利益を享けているのだが、対中依存への警戒感を高めてしまう所が実に宜しくない点で、これは中国(の不徳)に問題がある。
「勝ちすぎ」は失策だ。「一人勝ち」は最大の悪手である。
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