2022年3月22日火曜日

ホンノ一言:このたびの首都圏・電力逼迫警報に

首都圏で「電力需給逼迫警報」が発令され、企業、家計には節電が要請されたとのこと。

エネルギー関連で何か投稿しようと思ったが、念のため<エネルギー基本計画>とか、<原子力>、<小型 原子炉>などでブログ内検索をかけると、これ以上書き足すことはないと思った。

再エネについては、インフラ投資法人の分配金利回りにつられて小生も何社かに投資をしていて、再エネ拡大が(基本的に)望ましいとは思う。しかし、それでもなお再エネ1本を柱にして日本のエネルギー安全保障を実現するなどは無謀な選択だ。とてもじゃないが、EV、PHVの普及などは諦めた方がイイ、当面は化石燃料を燃やして走るのが着実だと、そう考える次第。

火力発電は削減トレンドにある、というより「する」と約束した。火力発電が不安定になるからといって事業所ベースで非常用電源を設置して停電のときは化石燃料を燃やすなど、世界からみれば"Japan's Comedy"と笑われるだけであろう。つまり『どうするのか?』という簡単明瞭な問題である。解答自体はすぐに出るはずであらう。鍵は(負傷したアスリートではないが)日本人のトラウマ、つまり<メンタル>だネエ・・・という一言に尽きるか。

一戸建て、マンション、オフィス、工場、農場などエネルギーを消費する全ての生産施設、建築物、構築物を対象にエネルギー・インフラ設置を義務付け、エネルギーの地産地消を目指すなら、マア希望はある、と思う。

が、それも街の風景を大いに損なうのじゃないかネエ、と。太陽光パネルを屋根に載せた国立西洋美術館など見たくはないし、まして風力発電の風車が並ぶ隅田川畔など歩きたくもない。東大寺、清水寺、宇治平等院の屋根に載せたパネルに太陽の陽射しがギラギラと反射する様はグロテスクそのものだ。観光に訪れる人も二度と来ることはないだろう。地熱発電所の発電施設が林立する阿寒国立公園などは自然としては死んだ自然であろう。草津温泉から志賀高原に抜ける途中、工場街のようなパノラマロードを走っても後悔するだけだろう。

今日はホンノ一言覚え書きということで。



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