2020年8月19日水曜日

今日は2回目: これ以上の「ボキャ貧」はないのでは?という一言

 カミさんが視ているTV画面を何気なく見ていると、たまたま天気予報士が今週から来週にかけての気温変化を話していた。

予報士: 週末の雨を境にして、来週は少し暑さもやわらぎそうですね。

メンター: なるほど、来週はフェーズが変わると・・・

予報士: そうですネ。

思わず、小生、笑いで噴き出しそうになった。『秋が近いということですか?』、普通はこう言うんじゃないの? 「新しいフェーズ」ですか……(絶句)。

そのうち「1年には四つのフェーズがあります。昔は第3フェーズのことを秋って呼んでたことがあるんだよ。ただ地域ごとに、フェーズの長さは違っていて、フェーズはもっと小さなウェーブに分かれているんだ」、例えばマア、こんな風な理科の授業になったりするのだろうか。ちょっと科学的な香りもする。

が、春、夏、秋、冬でいいと思うがなあ・・・。"Four Phases"なんて科学用語のような無味乾燥な言葉より、"Four Seasons"のほうが深みがある。やっぱり「四季」でしょ。

それにしても、最近のメディア業界の「ボキャ貧振り」は映像、紙媒体を問わず、甚だしく進行しているようだ。「言葉が最も大事」な業界、というか「言葉以外は何もない」業界であるはずなのだが……。


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